概要

Prolog

瀬戸の夕陽夢プロジェクトとは

2001年から始まったサンポートジャズフェスティバルの10周年スペシャル企画。
2005年、ジャズピアニスト 穐吉敏子と彫刻家 流政之が出会い、そこから始まった奇跡のプロジェクト。
世界的な二人が『瀬戸の夕陽』をモチーフに、各々が曲と彫刻をつくり、後世に「感動」と「喜び」を繋いでいきます。
この夢とロマンに共感した市民たちが「瀬戸の夕陽夢プロジェクト実行委員会」を設立。現在賛同者を募っています。
市民に夢と感動を与えたアーティストの一人として先着順2,000名様のお名前を銘板に記し、未来へと残します。

経緯 〜 故・中澤正良氏生前の想いを実現

前サンポートジャズフェスティバル実行委員長、故・中澤正良氏(元NTT DoCoMo四国 社長)の遺志を受け、来年(2011年)穐吉敏子氏作曲「瀬戸の夕陽」を冠した企画「瀬戸の夕陽夢プロジェクト」が、サンポート高松で完結する。

中澤氏は、「高松国際ピアノコンクール」をゼロから立ち上げ、世界的なコンクールとして認知されるまでに育てあげるなど、香川県の芸術文化を大きく牽引し、香川県に根を張る会社の社長としてもバックアップをはかってきた。
その活動は、クラシックのみならず、多岐にわたり、香川のジャズ文化にも尽力。
2001年香川とNYをインターネット中継でつなぐ「新世紀宣言大会」では、NYと栗林公園をつなぐNYインターネットライブを大成功させた功労者として知られる。穐吉さんと香川県の仲を取り持った中心人物として、サンポートジャズフェスティバル実行委員会設立とともに、実行委員長に就任した。
生前、穐吉敏子さんにサンポートの夕陽の美しさをぜひ「音」で後世に残したい、と「瀬戸の夕陽」の作曲を依頼。
故中澤氏の意向のもとに進められた同企画に、流政之氏が感動し、「瀬戸の夕陽」と同名の彫刻を建てることとなった。
世界的な2大アーティストが、香川県の魅力を世界に発信する今回の企画。
香川の芸術のために大いに尽力した中澤氏の強い想いを形にしたいと、今、一般の市民が立ち上がる。

プロジェクトの集大成 「サンポートジャズフェスティバル2011」

当プロジェクトの集大成は2011年8月7日。
第10回を迎える「サンポートジャズフェスティバル2011」において、彫刻「瀬戸の夕陽」と共に瀬戸内海に沈む夕陽をながめながら、穐吉敏子(Pf)、ルー・タバキン(Ts,Fl)、Swingin' Wonderland JAZZ Orchestra による演奏「瀬戸の夕陽」に酔いしれる。

サンポートジャズフェスティバル2011